宝塚歌劇団で話題になった人物に真織由季(まおり ゆき)さんという方がいます。

彼女は、3姉妹の長女としてこの世に生を受けました。ティボちゃんとして親しまれた彼女でしたが、宝塚歌劇団を退団をしてしまいました。

原因となったのが、パニック障害です。パニック発作を起こして、拒食症や過呼吸症候群となり、周りとの対応にモ困ったそうなのです。

27歳のころに、真織由季さんは、舞台の休憩時間に倒れてしまい、病院へと運ばれてしまいました。真織由季さんが舞台で歌うはずだった曲もまさかの歌なしで流れることとなったようです。先輩にもつらくあたられたようでした。

その後、真織由季さんは、29歳で宝塚を退団しました。そのころは、ひどい吐き気になやまされていたようなのです。

パニック障害は、精一杯がんばる人ほど、発作が起こりやすい症状です。パニック発作がひとたび起こると、恐怖心が強くなります。そして、パニック発作が起こっていないときにでも、発作がいつ起こるのだろうかといった恐怖心が襲いかかってくるのです。

いつパニック発作が起こるのかわからない恐怖と、実際に起こったときに生じる恐怖。その両方にさいなまれてしまいます。パニック発作が怖くて、日常生活での拒食症やいざ起こってしまったときに過呼吸となってあらわれてしまうのです。

真織由季さんも拒食症になってしまい、食べては、吐くといった悪循環あふれる生活を繰り返していました。吐く恐怖が過呼吸となってあらわれてしまい、その結果また食べられなくなっていったようです。こういう症状だって悲しいことに現実となるんですね。

真織由季さんは、さらに、ストレスが重なる生活を送っていたために、ぎっくり腰を起こしてしまいます。そのぎっくり腰が原因となり、パニック障害やそこから起こる症状と真剣に向き合うようになったようです。

いつまでも、パニック障害を怖がっていると、パニック障害にとらわれてしまうのです。パニック発作が気にかかることで、気持ちとは、反対に症状にとらわれてしまっているのです。だから、パニック障害を克服するためには、パニック発作を恐れない。気になることから離れるような生活習慣を見つけることなんですね。